昭和時代のアルバムや写真、デジタル化のススメ

写真デジタル化のメリット

写真のデジタル化には、写真そのものを未来へ安全に残し、さまざまな形で活用できる多くのメリットがあります。主なポイントは以下の通りです。

1. 永続的な保存と劣化防止

物理的な写真は時間の経過や環境条件(湿気、紫外線、火災など)で劣化しやすくなりますが、デジタルデータに変換すれば、元の状態を長期間維持できます。クラウドや外付けストレージにバックアップすれば、災害時のリスクも大幅に軽減できます。

2. 保存スペースの節約

アルバムや写真の現物は保管場所を多く必要としますが、デジタル化することでパソコンやクラウド上に数多くの写真をコンパクトに保存可能です。これにより、家庭内の貴重なスペースを有効活用できます。

3. 簡単なアクセスと共有

デジタル化された写真は、スマートフォン、タブレット、パソコンなどどのデバイスからでも簡単に閲覧・共有できます。SNSやメール、オンラインアルバムなどを使えば、家族や友人とすぐに思い出を共有でき、場所を問わずアクセスが可能です。

4. 編集や加工の柔軟性

デジタルデータなら、明るさや色合いの調整、トリミング、フィルター加工など、写真を簡単に編集できるため、オリジナルの思い出をより鮮やかに蘇らせることが可能です。

5. 多彩な活用方法

デジタルデータであれば、スライドショー、フォトブック作成、オリジナルグッズへのプリントなど、写真を様々な形で楽しむことができます。これにより、写真の可能性が大いに広がります。

まとめると、写真のデジタル化は、写真の劣化や保管場所の問題を解消し、手軽な共有や編集、そして多彩な活用を可能にするため、大切な思い出をより安全かつ便利に管理するための非常に有効な手段と言えます。

子供や孫、後世の為に残す

「自分は写真を残す事を考えていないから捨てる」と言われる方がよくいらっしゃいます。理由は様々ですが、”自分が見たいと思わないから”という方もいらっしゃいます。そういったお話をされているそばで話を聞いていたその方のお子様が「私は自分のルーツとして残してほしいし、私の子供にも見せてあげたい」と仰って結果デジタル保存をする事に至ったご家族のケースもありました。

場所を取らずに保管

あの時は気にならなかったアルバムの大きさと重さ。
あれから4,50年経ち筋力も衰え開く気にもならないという方が多くいらっしゃいます。昭和時代を代表する”フエルアルバム”のような大型アルバムは一冊2,3キロ、大きさ約30センチ四方、厚さ約5センチとかなり大きな物です。それが数冊、家のどこかで眠り続けているのではないでしょうか。前回開いて見たのはいつですか?ズッシリとしていて所有感はありますがそれだけスペースを取っているはずです。
デジタル化してUSBメモリーなどに入れておけば数百分の一のサイズに縮小できます。